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陶芸学科 上野 彩菜 インタビュー

 上野は、地元長野の高校で美術部に入部。

陶芸家でもあった顧問の先生に影響を受け、2017年陶芸学科へ入学しました。

 今回の卒業制作に向けてのインタビューを行いました。どうぞご覧ください。

Q1. 陶芸をする中で得た発見や感動など、

    自身にとっての陶芸の魅力を教えてください。

 土での造形は、削ることも増やすこともでき、自分の想いや気持ちが形になるところが魅力だと感じています。また全て思い通りにいくのではなく、土自身が動き形を変えるため、自身では思いもよらなかった形や表現が生まれることもまた魅力です。

 陶芸は、焼くことで終わりができます。後からでも付け足せる制作では、作り手が終わりを認めないかぎり完成することはないですが、陶芸は「焼成」という区切りがつくので反省点を活かし次へと進めます。

 

Q2. 制作のもととなるインスピレーションを教えてください。

 

 土をつぶしたりちぎったり自分が土に手を加えてはいるが(人為的)、ちぎれた跡やつぶして土がへこんだり膨れたりすることの土の変化や表情(自然的)が出るテクスチャーが好きです。好きな表情を集めあわせたらどうかたちづくることができるか、というところから今の作品が生まれています。

 また昔から好きな物(自然・人体・骨・生物・感情など)と土から出てくる表情をかけ合わせ造形したいと思っています。

 

Q3. 卒業制作に向けてどんなテーマ、意識を持って制作していますか?

   現在の課題も教えてください。

 

 好きなテクスチャーと物の組み合わせで互いに主張できるかたちを見つけ、全てを精一杯出した作品をつくりたいです。これまでの制作で気になっていたことを踏まえながら、新しいかたちを模索しています。

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​二年次課題より

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制作中の様子

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